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スポーツのジャンル毎に、酷使される筋肉、関節は異なります。
ごく一部のスポーツですが、代表的なジャンルについて取り上げてみました。
練習前、試合前のウォーミングアップと、その後のクールダウンは入念に行なって、ケガを未然に防ぐように心掛けたいものです。
あなたの「素質」と「努力」を無駄にしないように、応援しています。

あなたのジャンルがあれば幸いです。クリックでお進みください。
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スポーツ外傷時の応急処置(RICE処置)について

スポーツ外傷時の応急処置(RICE処置)についてブログに書いています。
こちらからご覧ください。

野 球

■主な使用部位

・肩周辺部  ・上腕部  ・前腕部  ・腰背部  ・大腿部
スピード・瞬発力、全身の柔軟性が求められる。
主な筋肉疲労は、スイング時や投球時、腰・肩などを素早くねじることから生じる。
また、投手・捕手に比べ野手はエネルギー消費は少ないが、待ち時間からの疲労も生じる。
肩関節周辺部、腰背部は特に入念にケアを!

■起こしやすい障害

・野球肩:野球肘
肩、肘の疲労から筋腱付着部、関節に痛みが生じる。中高生は特に変化球の投げすぎに注意!
・手首の腱鞘炎
・腰痛

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バスケットボール

■主な使用部位

・上腕部  ・腰背部  ・大腿部  ・下腿部
ジャンプやダッシュ時に重要な下半身の筋力と、持久力、敏捷性を必要とする。
ジャンプ、ピボットなど膝を中心とした下肢への負担が特に大きい。
また、3ポイントシュート、ロングパスには背筋力が、重要なポイントとなる。
下腿部と腰背部は特に入念にケアを!また、ストレッチは柔軟性向上と疲労回復にも役立ちます。

■起こしやすい障害

・脛骨の疲労骨折
着地の衝撃やランニングによる疲労で、脛骨にひび割れ状の骨折を起こす。
・シンスプリスト
下腿部筋肉の伸縮運動の繰り返しにより、脛骨の骨膜に炎症が発生する。
・膝靭帯損傷
特に女性選手に多い。急なストップや、着地時に膝の靭帯が「ポキッ」と音がして切れる。

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バレーボール

■主な使用部位

・肩周辺部  ・上腕部  ・腰背部  ・大腿部  ・下腿部
柔軟性と瞬発力、敏捷性を必要とする。
関節の故障が多いのも特徴です。特に中高年の方になると、アキレス腱断裂が多いので注意が必要です。
腰背部、下肢部、肩周辺部、上腕部は特に入念にケアを!

■起こしやすい障害

・ジャンパー膝
着着地の衝撃などで、膝蓋靭帯に炎症や、断裂が起こる。
・腰痛
レシーブの姿勢など、腰を曲げた姿勢を多くとるため、オーバーユースによる腰痛を起こしやすい。
・アキレス腱断裂
特に中高年選手に多い。ジャンプの衝撃、急な方向転換が原因となる。

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サッカー

■主な使用部位

・腰背部  ・臀部  ・大腿部  ・下腿部
脚力、持久力、強い足首が必要であるのはもちろん、接触プレーに負けない強靭さが重要。
主に、腰背部、大腿部、下腿部のケアが重要となるが、ゴールキーパーは、肩周辺部、上腕部、前腕部のケアも忘れずに!

■起こしやすい障害

・恥骨結合炎
キックなどで急な筋肉の収縮で股関節が引っ張られることが原因。恥骨部、下腹部が痛む。
・フットボーラーズアンクル
キック動作で、足首関節部の骨どうしの衝突が繰り返され、骨が少しづつ増殖する。
・ハムストリングス肉離れ

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テニス

■主な使用部位

・上腕部  ・前腕部  ・腹部  ・腰背部  ・大腿部 ・下腿部
全身のバランスよい筋力が重要。
利き腕から腰背部、下肢部を特に入念にケアすることが重要だが、その際に、腹筋・背筋の左右の硬さに差がないか、全身の柔軟性が低下していないかを充分チェックする。

■起こしやすい障害

・テニス肘(テニスエルボー)
主にオーバーユースにより、肘親指側の伸筋の付着部に炎症が起き、痛みを生じる。
  ・ふくらはぎ肉離れ(テニスレッグ)
・アキレス腱断裂

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水 泳

■主な使用部位

・肩周辺部  ・腰背部  ・大腿部
種目により異なるケアが重要となる。
・クロール:バタフライ:背泳・・・広背筋・三角筋・大胸筋や肩周辺部・腰背部・臀部を特に入念にケアを!
・平泳ぎ:水球:シンクロナイズドスイミング・・・大腿四頭筋・下腿三頭筋・ハムストリングスなどを特に入念にケアを!

■起こしやすい障害

・水泳肩
ストロークの反復により、肩の腱が肩甲骨などに衝突して炎症を起こす。
・平泳ぎ膝
膝を深く曲げる動作により、膝靭帯を痛める。
・腰痛:腰椎分離症
オーバーユースや、悪いフォームが影響する。バタフライ、平泳ぎの選手に特に多い。

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陸 上

■短距離の主な使用部位

・肩周辺部  ・上腕部  ・腰背部  ・大腿部  ・下腿部
より速く走る為、前足部で着地、キックを行なうので、下肢後面の筋肉、関節への負担大となる。
大腿部、下腿部は特に入念にケアを!

■起こしやすい障害

・ハムストリングス肉離れ

■長距離の主な使用部位

・腹部  ・腰背部  ・臀部  ・大腿部  ・下腿部
短距離と異なり、かかとで着地し、前足部でキックするため、膝関節への負担と大腿前部の疲労が大きくなる。
大腿部、下腿部、足底部を中心に、腰背部、臀部も入念にケアを!

■起こしやすい障害

・シンスプリスト
脛骨の骨膜に炎症が発生する。

■ジャンプ競技の主な使用部位

・肩周辺部  ・上腕部  ・腹部  ・腰背部  ・臀部  ・大腿部 
下肢の瞬発力と全身のバランスのとれた筋力が必要となる。ハイジャンプでは、バークリアの為に腹筋・背筋力が重要。
臀部、大腿裏部は特に入念にケアを!
また、棒高跳びは上肢の筋力も必要となり、肩周辺部、上腕部、腰背部、大腿部を中心にケアを!

■起こしやすい障害

・ハイジャンパーズアンクル
ハイジャンプ選手特有の捻挫。踏み切りの際に足関節内側の三角靭帯を痛める。

■投げる競技の主な使用部位

・肩周辺部  ・上腕部  ・前腕部  ・腰背部  ・臀部  ・大腿部
腰→上半身→肩→肘→手首、指のスナップと一連の動作が回転を中心としたもの。
肩周辺、上腕部、前腕部は特に入念にケアを!
また、棒高跳びは上肢の筋力も必要となり、肩周辺部、上腕部、腰背部、大腿部を中心にケアを!

■起こしやすい障害

・肩周囲の損傷
オーバーユースが原因で、上腕骨、肩甲骨間の腱板、骨、腱などに炎症を起こす。

スキー

■主な使用部位

・腹部  ・腰背部  ・臀部  ・大腿部  ・下腿部
スピードとバランスコントロールのための脚力、柔軟性と体を回転させるための腹部、腰背部の筋力の他、敏捷性、高い心肺能力が必要。

■起こしやすい障害

・膝関節靭帯損傷
膝下を強くひねるために、大腿骨と脛骨をつなぐ膝内側の靭帯を損傷する。
 
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ゴルフ

■主な使用部位

・肩周辺部  ・上腕部  ・前腕部  ・腰背部  ・腹筋   ・大腿部
比較的、障害の少ないスポーツだが、オーバーユースや悪いフォームが原因でゴルフ肘、肋骨の疲労骨折、手首の腱鞘炎、腰痛などが生じる。
上腕部、前腕部、腰背部を特に入念にケアすることと、ストレッチでの柔軟性向上も心掛けましょう。

■起こしやすい障害

・ゴルフ肘
スイングのしすぎなどで、肘関節に付着する腱を痛める。
  ・腰痛
片側のみのスイングのため、背筋力が左右均等にならず、発生する。

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柔 道

■主な使用部位

・肩周辺部  ・上腕部  ・前腕部  ・腰背部  ・大腿部
パワー、反射神経、脚力が重要。
肩周辺部、腰背部、臀部、大腿部、下腿部を特に入念にケアを!

■起こしやすい障害

・肩鎖関節脱臼
肩肩甲骨と鎖骨がずれ、その間の靭帯が損傷する。

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剣 道

■主な使用部位

・肩周辺部  ・上腕部  ・前腕部  ・腰背部  ・下腿部  ・足底部
反射神経、瞬発力が重要。
防具を装着しているが、手指の損傷や、爪先立ちで構えるため足底、下腿部が疲労する。
また、足指の怪我、踏み込みの際にアキレス腱を痛めたり、足首捻挫など、下肢部の故障が多い。
腰背部を中心に、上肢、下肢を入念にケアを!

■起こしやすい障害

・足関節捻挫

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卓 球

■主な使用部位

・肩周辺部  ・腰背部  ・臀部  ・大腿部
激しく、細かい足の動きと、鋭く動きの多い腕の動き、また、左右に体をひねることが多い。
腰背部、臀部を中心に、大腿部、下腿部、肩甲間部を特に入念にケアする!

■起こしやすい障害

・腰痛
  ひねる動作により、腰椎と椎間板へ負担がかかる為、椎間板ヘルニアや腰椎分離症を起こすことがある。

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群馬県高崎市浜尻町676-13 関整体術院


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